お子さんは算数が得意ですか?
今回ご紹介するゲームは、有名私立中学校の入試問題、サピックスなど有名進学塾の教材としても活用されているカードゲームです。
遊びながら論理的に考える子供を育て、算数脳を鍛えることができるのが「アルゴ」というカードゲームです。
算数オリンピックって一度は聞いたことがあると思いますが、アルゴは算数オリンピック委員会、ピーター・フランクルさん、東京大学数学科の学生などで共同開発されたゲームとしても有名。
集中力・記憶力・分析力が身につき、論理的に考える能力が向上。「頭のよくなるゲーム」とタイトルにもあるほどなのですが、ルールは意外と簡単です。
大人と子供が対等にプレイできるところもオススメです。
論理的思考能力を鍛える「アルゴ」ゲームのルール
このカードゲームはお互いのカードの数字を当てるという一見非常にシンプルなゲームですが、自分の把握している数字と場に出ている数字から推理していきます。
これがかなり頭をひねらないと、数字の予測をたてれないゲームになっています。
ゲームのやり方としては、白と黒の1~11までの数字がかかれたカードを使用します。
基本的に最初は1対1で対戦したほうがシンプルでいいと思います。勝ち負けは伏せられたお互いの5枚のカードの数字を先に全部当てられたほうの負けになります。
カードだけでも楽しめますが、付属のチップを使うことで連続してゲームを楽しむ場合には盛り上がると思います。
このゲームのポイントは論理的な予想が必要になりますが、根本のゲームのルールは非常にシンプルなため小学生のお子さんでも十分楽しめるところです。
「アルゴ」ゲームの遊び方
1.親決め:白と黒のカードを混ぜてシャッフルし、1枚カードずつを引き大きい数字の人が親になる。(同じ数の場合、白の方が大きい)
2.カードを配る:2人プレイ4枚・3人プレイ3枚・4人プレイ2枚、残りのカードは山にする。
3.カードを並べる:自分から見て左から小さい数字を並べて伏せておく。(白の方が大きい)
4.アタック:親が山からカードを1枚引いて確認。裏にしたまま、数字を当てたい相手のカードの前に置き、推理した数字を宣言する。
5.返答:アタックされた側は、数字が当たっているかを「イエス」「ノー」で返答する。
6.アタック失敗の場合:アタックに使ったカードを表にして、自分の列に数字の順番通り加える。
7.アタック成功の場合:当てられた相手はカードをオープン。アタックを続けるか、アタックをやめるか選ぶ。やめる場合は、カードを伏せたまま自分の列に順番通りに並べ、アタックを交代する。
これを繰り返し、相手のカードを全て開いたら勝ちになります。これを1ラウンドとして、親を交代し全員が親を終えればゲーム終了です。
「アルゴ」推理のコツで論理的思考能力を高める
アルゴカードは全部で24枚。黒カード12枚(0~11まで各1枚)と白カード12枚(0~11まで各1枚)です。
と言うことは、アルゴは同じカードがないと言うことになります。
自分が持っているカードは、相手は持っていません。プラス、アルゴのカードの並べ方ルールを組合せ、数字が当たる確率の高い場所を探しアタックしていきます。
わかっている情報を整理して記憶することで、論理的思考能力や集中力がどんどん身に付いていきます。
ルール自体は簡単で、カードの引きや勘など「運」の要素もあり、飽きずに楽しめるカードゲームになっています。
アルゴは何歳から遊べる?
アルゴには対象年齢は表記されていません。
アルゴの幼児向け版「はじめてのアルゴ」の対象年齢は5歳からです。
小学校低学年くらいまでは、「はじめてのアルゴ」から始めてみるのもオススメです。
アルゴ | はじめてのアルゴ |
カード | クマのブロック |
0~11までの数字 | 1~10の数字 |
カードを伏せて置く | ブロックを立てて置く |
アルゴは手持ちの札を伏せて置きますので、カードの数字を覚えておく必要がありますね。
未就学児や小学校低学年だと、「はじめてのアルゴ」の方がゲームに集中でき、クマのブロックも可愛いので食いつきはいいと思いますよ。
「アルゴ」も5歳くらいから十分遊べますが、トランプなどカードゲームに慣れている場合は特にオススメです。
未就学児の場合は、アルゴで遊べるかチェックが必要になりますので、こちらの記事で確認してみてくださいね。
アルゴを親子で楽しんでいる口コミ
会社員です。6歳の息子とアルゴで遊んでいます。
アルゴが知育に最適な点は、論理的な思考を得られるところです。
特に小学生低学年のお子さんでも何度かアルゴをしていると、だいぶ論理的に数字を予測することができるようになってきます。
もちろん運が絡んでくる要素もあるので、大人が勝つとは限らないことが面白い点です。
数字の予測に至るまでの論理的な思考は、他のゲームにはない要素のため非常に知育的な側面では群を抜いておススメですね。
盛り上がるポイントは論理的な思考では考えられない数字を間違って宣言してしまった時は、馬鹿だなーっと笑いが起きます。
ただ難しいだけでなくゲーム的な側面でも非常に楽しめるゲームになっています。