はじめてのアルゴ(頭の良くなるゲーム)。ゲームのタイトルに「頭の良くなる」って書いてある時点で、かなり気になりますよね?
そんな「はじめてのアルゴ」ですが、未就学児から遊べるとパッケージに記載してあります。でも、これにはちょっとした落とし穴があります。
はじめてのアルゴが何歳から遊べるのか、家族3人でもプレイできるのかを中心に、ルールや楽しみ方をご紹介していきます。
はじめてのアルゴは何歳から遊べる?
「はじめてのアルゴ」の対象年齢は5歳以上。
パッケージには「未就学から小2まで」と書いてあり、「未就学児でも楽しめます」との紹介文もあり・・・さて家の子はこのゲームで遊べるのか?
「はじめてのアルゴ」は、従来ある「アルゴ」というゲームを幼児向けにしたものなのですが、「幼児向け」と一口に言ってもお子さんが今できることによって、一緒に遊べるかどうかが変わってきます。
未就学児って、結構幅広いですもんね・・・
ではまずは、お子さんがコレができるかどうかチェックしてみてください。
- 1~10までの数字が読める
- 1~10までの数字を小さい順に並べることができる
- 左・右がわかり、対面では逆になることが理解できる
どうでしょうか?
5歳未満のお子さんがスムーズに遊ぶのは、ちょっと難しいかもしれませんね。プラス、ルールを理解する必要があるので、未就学のお子さんと遊ぶにはお父さんかお母さんがペアになってあげるなど対策が必要ですね。
これを踏まえて、「はじめてのアルゴ」の遊び方を見ていきましょう。
はじめてのアルゴのルールは?
数字の書かれたクマの形のブロックがあり、相手に数が見えないように自分の方に数字面を向けて並べ、当てられたらオープンにします。全部オープンになった人が負けです。最後まで残った人が勝ちになります。
- ブロックを各自2個~4個(プレイ人数によって変わる)配ります。残りのブロックは場の中央に伏せておきます。
- 配られたブロックを、相手に見えないように数字の小さい順に左から並べていきます。(同じ数字の場合は黒が小さいので左に配置)
- 場のブロックを1つ相手にも見えるようにひっくり返した状態で、自分の手駒に加えて順番に並べます。
- 相手のブロックの一つを指定して、数字を当てていきます。最初は当てずっぽうでも、中盤からは推理して数字を当てられるようになります。
1から10までの数字が書かれたものが白黒1枚ずつ、合計で20枚あります。同じブロックがないことと、数が小さい順に並べるルール(同じ数の場合、黒の方が小さい数と見なします)から、自分のブロックと相手のブロックを見ながらある程度推理ができます。
このようなルールなので、数字を小さい順に並べられないとゲームになりません。「黒ブロックが小さい」というのも、意外と難しいと思います。
はじめてのアルゴとアルゴの違いは?
このゲームは、従来ある「アルゴ」というゲームを簡単にしたものです。
従来あるアルゴが、どのように子供向けに工夫されているのか見ていきましょう。小学校高学年になると、「アルゴ」を選んでもいいかと思いますよ。
アルゴ | はじめてのアルゴ |
カード | クマのブロック |
0~11までの数字 | 1~10の数字 |
主な違いはこんな感じです。
はじめてのアルゴは、カードが持ちにくい子供でも遊べるようにブロックを採用しています。クマのかわいい形になっていて、6と9の区別もつきやすくなっています。
数字はなじみのある1~10まで、プレイ時間も短縮されて集中力も持続できます。
基本の数当てゲーム意外にも、「神経衰弱ゲーム」など、説明書に別の遊び方も載っています。足し算・引き算ゲームもついているので、一人で遊ぶこともできますよ。
はじめてのアルゴは家族3人で遊べる?
はじめてのアルゴのプレイ人数は2~4人です。家族3人でも楽しく遊べますよ。
プレイ人数によって異なるのは手札とラウンド数。
- 2人プレイ・・・最初の手札:各4コ・2ラウンド
- 3人プレイ・・・最初の手札:各3コ・3ラウンド
- 4人プレイ・・・最初の手札:各2コ・1ラウンド
人数に合わせて配るブロックの数と、数字を当てられる回数が変わるだけです。
はじめてのアルゴ3人家族で遊んでいる口コミ
家族3人で10歳になる娘と一緒に遊んでいます。
「はじめてのアルゴ」という対戦型(2~4人)のゲームでよく遊んでいます。
数字の大小や推理力など、子供の論理的な思考を促し、知的好奇心をかき立てられる楽しいゲームではないかと思います。
また、小さいお子さんでもできるので少人数の家族で遊ぶゲームとしてはとてもよいと思います。
勝ち負けもゲームを盛り上げる要素のひとつかも知れませんが、数字の当てっこが楽しいかけひきなので、その場面が一番盛り上がります。
使う道具も、数字の書かれたブロック20枚(個)だけなので準備や片付けも手間取りません。気軽に出してきて、すぐに遊ぶことができます。
数字ブロックの大きさも、3.5cm(横)×1.5cm(厚さ)×5cm強(高さ)で比較的大きくて、小さい子が誤飲しないような配慮がされています。
5歳の息子には、ちょっと難しかったようです。
数字は100くらいまで数えられるので、大丈夫かとおもって「はじめてのアルゴ」を購入してみました。
でも、ブロックを並べるところで躓いてしまって中々遊べませんでした。ちょっと盲点でしたね。
なので、数字を順番に並べるところからスタート。1~5までのブロックを使って練習してみましたが、黒いブロックが小さいというのがまだ理解できていないようで遊べていません。
自分のブロックは小さい順に並べられるのですが、私のブロックが自分と反対向きに並んでいるというのも難しいみたいです。
はじめてのアルゴって頭の良くなるゲーム?
「アルゴ」は、算数オリンピック委員会理事長(若杉 栄二氏)を中心に、東京大学数学科の学生有志、大道芸人としても知られている数学者ピーター・フランクル氏などが共同で発明・開発したカードゲームです。
2002年に発売され、日本だけでなく世界でも人気のゲームとして100万部を突破しています。2013年にはグッドトイに認定、算数オリンピック大会にチャレンジする小中学生だけでなく、算数教室などの教材でも使われています。
知育ポイント:数字を読み解くことで規則性を見出し、論理的思考力を高める
アルゴに挑戦してみる?