語彙力がない子供が増えているってニュースで見たことないですか?
何を見ても感じても、ヤバい!可愛い!神!みたいな表現で片付けてしまう子供たち(大人も含めてですが)増えていますよね?
語彙力がないと影響してくるのが学力。国語だけでなく、全ての学問で問題を読み解く語彙力が必要になってきます。社会に出ても同様。上司や顧客相手に「ヤバいですよね。」は、いかがなものかと・・・
読書離れも進んでいる現代ですが、読書を楽しむためには少なくとも言葉に興味を持つ必要がありますよね?子供の語彙力を伸ばすためには、親子の楽しい会話が一番。
そこで、活用してもらいたいのが家族で楽しめるゲーム。親子で言葉で遊びながら、子供の語彙力を伸ばしていくことをオススメします。
頑張って作った食事を「おいしい!」だけでなく、豊富な語彙力で褒めてもらったら、お母さんも毎日の料理にやる気が起こります。仕事で疲れたお父さんに、素敵な語彙力を使ってねぎらいの言葉を。
子供に語彙力がないなんて言わせない!みんなで楽しみながら、子供の語彙力アップを実践していきましょう。
子供の語彙力のなさをゲームで楽しく増やしていこう!
今回は、子供の語彙力を伸ばすのにオススメなゲームを4つほどご紹介します。
どのゲームがあなたのお子さんに合っているか、考えながら見てみてくださいね。
言葉を探すゲーム「ワードスナイパー・キッズ」
- プレイ人数:2~6人
- プレイ時間:5分~15分
- 対象年齢:4歳から
最初にご紹介するのは「ワードスナイパー・キッズ」。
児童教育、子供向けゲーム制作のプロに監修を依頼して作られた、ワードスナイパーシリーズのキッズ版です。
小学生くらいだと通常ルールで楽しめますが、4歳からでも遊べる別ルールが記載されているのがポイントです。
ワードスナイパー・キッズのルール
*動画は5歳~用「ワードスナイパー」です。
全てのカードをシャッフルし、山札にします。
一番上のカードをめくり山札の隣に置き、場に2枚のカードが出たところでスタート。
最初に言葉を答えた人がめくったカード1枚を手に入れ、最終的に一番カードを持っている人の勝ちです。
例えば、めくったカードが「は」で山札のお題となるカードが「やさい」だった場合、「はくさい」でも「パセリ」でも正解。
お題となるカードは、こわいもの・はやいもの・すきなもの・スーパーで売っているものなど、子供向けになっているので幼児でも楽しく語彙を獲得していくことができます。
ワードスナイパー・キッズを親子で楽しもう
5歳の娘と遊んでいます。
優しいルールでは、最初の文字だけ使う・お題のカードだけ使うという遊び方もあるので、小さな子供でも楽しく遊べると思います。
ルールとは違うんですが、子供が答えた後に、大人も答えるようにして会話を楽しんでいますよ。
抽象的なお題もあるのが子供向けでいいと思います。
語彙力を競うカードゲーム「語彙の王様」
- プレイ人数:2~6人
- プレイ時間:約10分
- 対象年齢:10歳から
次にご紹介するのは「語彙の王様」というカードゲームです。カードのお題に沿った言葉を言っていくワードゲームです。
語彙の王様のルール
まずは基本の遊び方から(動画のルールとは異なります。)
一人5枚の手札が配られます。残りは山札として場に置き、最初に2枚のカードをめくります。
プレイヤーは手札から一枚カードを出し、場にあるテーマに合う言葉を言います。過半数のプレイヤーがOKと判定すると、次のプレイヤーに移ります。
OKが出ない場合は、パス・言い直す・カードを変更の3つから選択、パスの場合は山札から1枚取ります。
先に手札がなくなったプレイヤーの勝ちです。
語彙の王様を家族で楽しむポイント
小学校4年生の息子とあそんでいます。
テンポよく遊ぶゲームではなく、じっくり考えるゲームなので、回答時間を10秒にするなどのルールで遊んでいます。
子供には、テンポよくした方がウケています。時々、どこで調べてきたの?と言うような言葉を発するようになりました。辞典などで覚えてくるのでしょうね。
大人も結構頭を使って言葉をひねり出さないといけません。知らない言葉が出ると、検索とかしだすので子供と遊ぶとなかなかゲームが終わらないのが難点です。
スピードと語彙力で勝負「ワードバスケット」ジュニア
- プレイ人数:2~8人
- プレイ時間:約5分
- 対象年齢:4歳から
しりとりを使ったワードゲーム「ワードバスケット」のジュニア版です。だだのしりとりゲームかと思いきや、語彙力・瞬発力・発想力が必要なゲームです。
ワードバスケット ジュニアのルール
手札を5枚ずつ配ります。
じゃんけんで買ったプレイヤーが山札をめくり箱にカードを入れ、そのカードに書かれた文字からスタートです。
手札の文字で終わる単語を考え、言葉を思いついた人が箱に入れて、次はその文字でスタートします。
ゲームには順番はなく、最初に思いついた人が箱にカードを入れることができます。手札が最初になくなった人の勝ちです。
ひらがなカード44枚・食べ物や生き物などスペシャルカード20枚がセットになっています。
ワードバスケットジュニアで家族で盛り上がる
6才の娘と楽しんでいます。
大人と子供でルールを変えることで、小さい子でも楽しく遊べます。5分程度で1ゲームできるので、我が家では定番のゲームになっています。
単純なしりとり遊びがアレンジされるだけなのですが、結構頭を使います。子供の方がスピードが早いこともあり焦ってしまう時も・・・
意外と大人だけでも楽しめるゲームだと思います。子供とやっていると、私が言った言葉に反応して、わからない言葉が出ると聞いてくるので、しっかり語彙力がついてきていると思います。
親子で語彙力アップ!ことばのカードゲーム もじぴったん
- プレイ人数:2~5人
- プレイ時間:約15分
- 対象年齢:3歳から
ご紹介するのは、「もじぴったん」というカードゲームです。
文字をくっつけて言葉を作るゲームです。マスが書かれたシートの上に、「あ」~「ん」までが書かれたカード(全72枚46種)を並べて文字を作っていきます。
もじぴったんのルール
ひとりカードを10枚配ります。人数によっては、枚数を少なくしても大丈夫です。
マス目が書いてあるシートを広げます。
最初に、文字が書いてあるカードをシートの星印がついているところに2枚おきます。
じゃんけんをして勝った人から順番に、手持ちのカードを用いて文字を考えてシートにおきます。置ける場所は、縦か横です。文字を作るためなら何枚でもおいていいです。
自分の手持ちのカードで出すものがなくなったら、配って残ったカードから一枚ひきます。先に手持ちのカードがなくなった人が勝ちです。
カードは、文字によって入っている枚数が違い、いいバランスになっています。「は」のカードは「ば」「ぱ」、「つ」は「っ」としても使えるようになっています。
もじぴったん家族で盛り上がるポイント
6歳女子と3歳男子と一緒に遊んでいます。
3歳の子はまだひらがながわからないので、親とチームになり、カードをおいてもらうと一緒にできると思います。6歳の子はもうしりとりができるので、文字を探すことができます。
長い文字を作れたり、伸ばす棒をうまく使えたりすると、盛り上がります。わざとカードを少なく配ると、意外と難しくなります。
また、食べれるもの縛りや、名称縛り、カタカナ縛りなどにすると、すごく難しくなります。どこでも手軽に持ち出せるサイズなので、友達の家にお呼ばれしたときにもっていったり、お正月もカルタ代わりになったりと、色々な機会にみんなで楽しめるゲームです。
9歳の男の子と2人で遊んでいます。
子供の語彙力の強化ができる遊びです。比較的、小さな子供用の遊びです。本来は、得点などは付けませんが得点を付けるとより楽しく遊べそうです。
また何人からでも遊ぶことができます。自分で単語を発想する力と周りが作った単語の意味を知りながら遊べるので、楽しんで語彙力をアップさせることができます。
子供が驚くような単語を作った場合や周りが作った単語で笑ったり、共感を得たりしながら遊ぶので協調性も育てることができると思います。
家族とのコミュケーションの時間にもなります。この「文字ぴったんカードゲーム」は、子供の語彙力を上げるというところが一番のポイントです。
子供と楽しみながら語彙力を高めていくことで、学ぶことが楽しいと感じてもらえるのではないかと思います。また文字数を決めるなどのルールを決めてみるのも楽しいと思います。
Switch・Play Station・Wiiからも販売されています。