ととあわせ、千代切り絵で作られた魚の絵柄が美しい、魚へんの漢字合わせと、絵合わせ両方を楽しめるカードゲームです。
現在「ととあわせ」は12種類あるってご存じですか?
日本全国の魚52種類の全国版カードの「ととあわせ 日本津々浦々」をはじめ、「ととあわせ 江戸前」なんかが有名ですね。
他にも、各地方でなじみ深い魚介類を使ったカードも。
とと合わせには、京都丹後版・越前若狭版・越中富山版・加賀・能登版・山陰但馬・城崎温泉版・隠岐・出雲・石見版(島根版)・紀州和歌山版・瀬戸内版・琵琶湖淀川水系版・英語版があり、日本津々浦々と江戸前版を合わせた12種類です。
あなたのお住まいの地域版はありました?
「ととあわせ」は、かるた・神経衰弱・絵合わせ・ババ抜きとして遊べるのはもちろん、魚の知識を高め、美しい絵柄は子供の絵のセンスを磨くのにも最適。
ととあわせの遊び方やルールを見ながら、その魅力に迫ってみましょう。
かるた?絵合わせ?カードゲーム「ととあわせ」の魅力は
- プレイ人数:2~6人
- プレイ時間:約10分
- 対象年齢:5歳から
「ととあわせ」は、2枚1組で魚の漢字とイラストが半分ずつになった魚札が104枚。吉札・凶札が各2枚の合計108枚のカードで遊びます。
魚の種類は52種類、季節ごとに色分けされたカードで旬の魚がわかりやすく、漢字だけでなく語呂合わせもユニークで、楽しく魚を覚えられますよ。
ととあわせは2005年にグッドデザイン賞を受賞、グット・トイにも認定されています。京都デザイン優品にも認定されていますよ。
ととあわせの年齢別遊び方
とと合わせは色々な遊び方ができるので、幅広い年齢層で楽しめます。
対象年齢は5歳からとなっていますが、2・3歳からでも十分遊べます。2歳くらいの子供には、絵柄がはっきりとわかりやすいものではないので、興味を示さないかもしれません。
でも、美しい日本の色彩に小さいころから触れることは、絵のセンスを磨くのにもオススメですよ。
未就学児~:ととあわせを絵合わせで
未就学児にはカードを表向きにして並べ、魚のカード左右の札を合わせる、絵合わせがオススメ。最初はカードを少な目にしてスタートすればわかりやすくなりますよ。
年長・小学校低学年~:神経衰弱・ババ抜き
カードを裏向きに並べ、2枚カードをめくって同じ魚の左右が揃ったら取れる、神経衰弱としても利用できます。
知育ポイント:数字ではないので、絵として記憶する映像記憶能力もさらに鍛えられます。
ととあわせをババ抜きとして楽しむには、凶札(骨のカード)をジョーカーにして遊びます。
小さい子供にはちょっと持ちにくいので、少し手が大きくなってからがオススメです。
小学校中学年~:かるた
ととあわせで遊んでいると、魚のことが詳しくなってきます。子供が魚に詳しくなって、さらに興味が出てきたら、かるたとしても利用できます。
文章が入った方の札を読み札にして、反対側のカードを取り札として並べます。
ととあわせの漢字を見ると、あれ?っと思う感じがあるかもしれませんが、全部辞書に載っている漢字なので安心してください。
ととあわせを家族で遊んでいる口コミ
13歳男の子と3歳の女の子と一緒にととあわせで遊んでいます。
魚辺の漢字の魚類が全てカードであり、漢字を覚えながら合わせることで魚に詳しくなりますし、漢字にも詳しくなります。
まだ漢字がわからない子供には、表向きでイラストで合わせるようにするといいと思います。和風テイストの可愛らしいイラストですので女の子でも男の子でも楽しんでいただけると思います。
このゲームの良さの一番は神経衰弱をしながら難しい魚辺の漢字を覚えられることで、魚のイラストで頭にイメージしやすいことではないでしょうか。
あと、ほとんどが魚なので案外間違えやすく、「しまった!」となって家族で盛り上がれるかと思います。
私の家もそうですが、小さい子供さんの場合は可愛いイラストで喜んでいただけると思いますし、お魚屋さんで実際に親御さんが教えてあげると、親子揃って勉強にもなりますし楽しめると思います。