47都道府県を楽しく覚える方法ってない?
小学校中学年くらいから始まる地理のお勉強。日本地図を覚えるという、大人でもちょっと覚えるのが厄介な授業が始まりますね。
47都道府県をただ暗記したのでは、その後の社会科の授業も楽しくありません。その地域の特徴や名産品などを一緒に覚えることで興味も広がり、地理の授業も楽しくなってきます。
今回ご紹介するのは、ドラえもんと一緒に日本旅行をして都道府県を覚えていこう!というボードゲームです。
ゲームを使うことで、都道府県の覚え方が楽しくできますよ。
【このゲームでできること】
- 楽しく都道府県を覚えられる
- その土地に関連した名物や人物も一緒に覚えられる
- おまけ1:お金の計算もできるようになる
- おまけ2:世界旅行・宇宙旅行もできる
どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5で都道府県を覚えよう
今回ご紹介するゲームは「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」。
すごろくタイプのボードゲームなのですが、これを使って全部で5種類のゲームを楽しむことができるんです。
- 対象年齢:5歳以上
- プレイ人数:2〜6人
- プレイ時間:5分xプレイ人数
【5種類のゲーム】
- かんたん日本旅行ゲーム
- 日本旅行ゲーム
- 世界旅行ゲーム
- 宇宙旅行ゲーム
- どこドラならべ
今回は、都道府県を楽しく覚えることが目的なので、「かんたん日本旅行ゲーム」を中心に「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」の遊び方をご紹介します。
かんたん日本旅行ゲームの遊び方
各自、自分のキャラクターを決め、ルーレットをまわしてコマを進めます。
かんたん日本旅行では、ボードに描かれた日本地図の北海道をスタート地点とし、沖縄にあるゴール地点を目指します。
途中、7つの地方毎(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州)で「どこドラカード」を最低1枚集める必要があります。
「どこドラカード」には地名とその地の名産/名所/名物が書かれており、全地方のカードを持って一番早くゴールした人が勝ちです。
「どこドラカード」はご当地ドラえもんみたいな感じで、名産や有名人コスプレをしたドラえもんが可愛いです。
このゲームでは「ドラ」というお金を使います。
お金が必要になる場面は、「どこドラカード」を購入するときと、電車以外の乗り物を使って移動するときです。
北海道のスタート時点で、全員が20,000ドラを持って出発します。
旅行の交通手段は無料で利用できる電車が基本ですが、止まったコマによってお小遣いをもらえたりするので、このお金を使って、新幹線や飛行機など他の乗り物で目的地へ早く移動することもできます。これが一番簡単な遊び方です。
キャラクターのコマのクオリティが高いのが、さすがドラえもんという感じですよ。
日本旅行ゲームの遊び方
日本旅行ゲームは、かんたん日本旅行ゲームに「ひみつの道具カード」をプラスして遊びます。
ドラえもんの道具を使って、自分が優位にゲームを進めるように工夫したりと駆け引きが必要になるので、ゲームが多少難しくなります。
スタートとゴールは自分が決めた都市。7つの地方毎に「どこドラカード」を最低1枚集めることが、ゴールの条件となります。
遊んでいると、お気に入りの「どこドラカード」が出てきます。子供が、そのカードを手に入れるまで粘ったりするようになって面白いですよ。
すごろく上で「ひみつの道具マス」に止まったら、「ひみつの道具カード」を1枚引くことができます。
カードは4種類あって、ピンク・黄色のカードを引いた場合は、そのカードの指示に即従います。(1回休みなどのイベント)
緑・青のカードを引いた場合、カードに書いてある金額を持っていれば、カードを買い取ることができます。(もしもボックスなどのアイテム)
この緑・青カードを使って相手を妨害したり、自分のコマを進めたりできるので、ゲーム感がアップします。
アイテムカードを出すタイミングも重要ですよ。
どこでもドラえもんの都道府県の覚え方
「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」は、基本的に電車で移動をする双六なので、日本地図自体はざっくりした感じの物です。
ですので、都道府県の形をしっかりと覚えるには向いていません。
あくまでも、地名やその都道府県がどこら辺に位置するのかを理解するのに役立ちます。
また、その地方の名物、名所、ゆかりの人物などを一緒に覚えられるので、地理に興味が出てくると思います。
都道府県を覚えるためのおすすめな遊び方
まずは、かんたん日本旅行ゲームで何度か遊んでみることをおすすめします。
その際も、なるべく新幹線や飛行機を使わないようにして、電車で一コマ一コマ進んでいくと、どこにどんな都道府県があるかがわかりやすいと思いますよ。
「どこドラカード」をゲットした時は、声に出して内容を読み上げること。
何度も遊ぶことで記憶が定着し、都道府県を覚えやすくなると思います。
おまけの学習効果
- お金の計算ができるようになる
- 世界地図もなんとなく理解できるようになる
ゴールするにはお金が必要!
「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」は、お金を使ってカードを買ったり乗り物に乗ったりします。
最初に1,000ドラ5枚、5,000ドラ1枚、10,000ドラ1枚を持ってスタートします。
- 「どこドラカード」は3,000ドラで購入
- 飛行機はどこの空港へ行くにも10,000ドラ必要
- 船・新幹線は次のマスへ移動するのに2,000ドラ
のように、お金を利用してゲームを進めます。
例えば、新幹線を使う場合「進んだ駅の数x2,000ドラ」が必要なので、掛け算して合計金額を出します。
またお釣りが必要な場合も出てきますし、引き算は必須です。
足し算、引き算を覚えたての子供には、遊びながらでも結構頭を使って暗算しないといけません。
「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」は、ゲームを始める前に銀行係を決めるのですが、子供って銀行係をやりたがるんですよね。
まだ掛け算ができない子でも、思い切って銀行係を担当してもらって、その都度親がサポートしてあげるようにすれば、計算能力もアップすると思いますよ。
裏面が世界地図になっている
日本旅行ゲームをひっくり返すと、裏面が世界旅行ゲームになっています。
こちらもざっくりとした世界地図なのですが、大まかな世界地図の把握には持ってこいです。
スタートは日本で世界の6地域を旅行して、また日本に戻ってきてゴール。
アジア、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、北アメリカ、南アメリカの6地域を回って「どこドラカード」を各地域で1枚以上買い集めます。
世界旅行ゲームでも宇宙旅行にチャレンジすることができますよ。
7歳の子供と遊んでみた口コミ
9歳女子がいる40代専業主婦です。
「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」は娘が7歳の時に購入し、9歳の現在も遊んでいます。
正直説明書を始めて読んだときには「失敗したな」と思いました。思いのほかルールが面倒な印象で、購入当時 1年生の子供にきちんと理解できるのか心配しました。
ですが、簡単に遊ぶ方法と本格的に遊ぶ方法、遊び方を選べるので、まずは簡単なやり方で遊んでみてほしいと思います。
お金の計算が必要になりますし、何度も遊んでいると、何となくですが地名やその地の名産/名所/名物を覚えてきました。
小学校では都道府県を覚えるのは必須なので、ゲームを使って楽しく覚えられればと思っています。
我が家は旅行が好きなので、「前に行ったね~ここ」とか「今度あそこに行ってみたいね~」なんて話題にもなります。
架空の旅行スケージュールを立てたり、一緒に旅行の下調べをしたりと別の遊びにも利用しています。
日本地図や都道府県の特徴にもっと興味が出てきたら、こちらもオススメ