幼児だって将棋ができる!おもちゃを使ってデビューしてみる?

幼児の将棋おもちゃ 親子で遊べるボードゲーム
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藤井聡太七段の登場から、空前の将棋ブームでしたよね?

藤井七段が幼少のころから遊んでいた、木製立体知育パズルの「キュボロ」が大人気。一時売り切れも続出して、価格も跳ね上がっていました。

その時に話題になったのは、直観力。この直観力は鍛えられる能力であるという研究結果が出ています。

脳科学者の茂木健一郎さんによると、将棋は理論パズル。王様を取ること、守ることを目的とした正解に向かって理論的な思考を続けるのが将棋。

子供を各分野のスペシャリストとして育てたい、キャリア志向な方に最適だそうですよ。

さて、将棋は何歳から始められるのか?

勝ち・負けが理解できるようになるのは、だいたい5歳くらいからだと言われています。ただ、おもちゃを使った将棋になると、3歳でも楽しく遊べます。

また、将棋に慣れ親しむことから始めるなら、誤飲の可能性がなくなった幼児からだって始めることができますよ。

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幼児から将棋を始めよう!子供向けはじめての将棋

子供がはじめて将棋をスタートするのに最適な、将棋のおもちゃをご紹介します。

将棋の駒は小さくて、誤飲の心配がありますので、4歳以下のお子さんには大きめの駒で遊ぶおもちゃがオススメです。

それ以上の年齢だと、将棋のルールを楽しく覚えるおもちゃがオススメです。

対象年齢3歳以上の幼児向け将棋おもちゃ

3歳以下に将棋を与えるのは、駒の誤飲の危険性もありますよね。そして、将棋のルールを理解するのにも無理があります。

3歳から始めようとおもうなら、駒が大きいことが一番の条件です。

アンパンマンはじめてしょうぎ

3歳将棋おもちゃ

駒数が6枚とシンプルなおもちゃ将棋です。

女流棋士の北尾まどかさんとの共同開発で、駒は木製で大きく子供の手にも持ちやすくできています。

3歳の子供に将棋のルールを教えるのは、結構大変なのですが、将棋倒しなど他のゲームもセットされているので、駒に触れる機会を作るにはいいですね。

アンパンマンはじめてしょうぎで遊んでいる家族の口コミ

2歳では早すぎました。

子供がアンパンマン好きなので、どうかなと思って与えてみました。でも、ちょっと触っただけで興味を示さず。今もおもちゃ箱の下の方で眠っています。

駒が将棋の駒を大きくした形なので、積み木にもならないんですよね。将棋倒しにも少し早い年齢だと思います。

無理やり遊ばせても、将棋に苦手意識ができてしまうかもしれないので、もう少し待ってから別のおもちゃを試してみようと思います。

対象年齢4歳以上の幼児向け将棋に親しむおもちゃ

4歳になると、少しずつ将棋のルールを取り入れた遊びを始めてみるのもオススメです。

お兄ちゃん・お姉ちゃんが遊んでいると、小さな子供も興味津々で観察してきますよ。

また、将棋好きのお父さんやお爺ちゃんもノッてくるので、遊び相手には困りません。対戦ゲームの楽しさを理解できるようになるのも、この頃ですね。負けると腹を立てたり泣いたり、うるさいですけどね。

将棋は「負けました」で終わるので、これを言わせるのが大変です(笑)家は言いません。

どうぶつしょうぎ

4歳将棋おもちゃどうぶつしょうぎ

可愛い動物のイラストが描かれた8枚の駒を使って、盤面12マスの上で楽しむ将棋おもちゃです。

こちらも、女流棋士の北尾まどかさんが考案されています。

将棋がわからないお父さん、お母さんでもルールがシンプルなので子供に教えてあげることが可能です。

はじめての将棋の訓練としては、基本となる3手先まで考えるのに最適です。

積み木として使えるので、小さな子供でもかわいい絵柄がお気に入りになると思いますよ。

どうぶつしょうぎで遊んでいる家族の口コミ

6歳の女の子と、4歳の男の子と一緒に遊んでいます。

使う駒は、ヒヨコ、ゾウ、キリン、ライオンの4つだけで、盤のマスも3×4になっているので、将棋の初心者(子ども)でも、楽しく遊べるようになっています。

基本的には将棋と同じようなルールで、相手の王様の駒にあたるライオンの駒をとる事ができたら勝ちです。

ヒヨコ、ゾウ、キリン、ライオンの描かれた駒には、それぞれ進める方向に赤点がついているので、まったく将棋ルールを知らなくても理解できるように作ってあります。

初心者にもプレイしやすい作りになっているうえ、基本のルールが将棋なので、お父さんやおじいちゃんも積極的にゲームに参加してくれるのが、すごくいいです。

子ども同士で遊ばせるのにも便利です。次の一手を考え、相手の動きを想像しながらプレイするので、先を予測する思考力が身につくかなと思っています。

ドラえもんはじめての将棋&囲碁

4歳将棋おもちゃどらえもん

将棋と九路囲碁がセットになったおもちゃで、20種類のゲームが楽しめます。

将棋も囲碁も始めたい!という欲張りな悩みも一気に解決してくれますね(笑)

駒には、動く方向が分かる矢印が付いていてわかりやすいことと、ステップアップしながら将棋に親しめることがオススメポイントです。

将棋崩しからはじまり、はさみ将棋、歩なし将棋など、少しずつ将棋のルールを習得していくには最適です。

ちょっとこちゃこちゃした感が否めませんが、飽きずに色々なゲームを楽しめます。

ドラえもんはじめての将棋&囲碁で遊んでいる家族の口コミ

10歳、6歳、2歳の子供と遊んでいます。

将棋や簡単な囲碁もできますが、2才児でも一緒にできる将棋崩しや将棋のコマを使ったスゴロクのような遊び方もできます。ドラえもんのキャラクターが可愛いのでそれぞれ好きなキャラクターを選んで楽しんでいます。

本格的な将棋から初心者向けのはさみ将棋と段階を踏めて将棋を楽しめます。難しそうな将棋もコマ自体に動き方が書いてあるので全くわからない6歳児でも一緒にできます。

20種類のゲームがこれひとつでできるので、全部やろうとするとかなり時間かかかります。

 

勝ち負けの勝負ものなので子供は特に盛り上がります。負けた子はいじけたり泣いたりでそれはそれで大変ですが。将棋くずしをやると2才児は好き勝手に取っていくだけですが、真似っ子して真剣にやろうとする姿が可愛いです。

将棋は、先読みする思考や集中力が鍛えられると思います。ゲームごとにオリジナルのルールがあったりするので、自分で読んで理解しながらゲームをすることが読解力、国語力にもつながればと思います。

対象年齢5歳以上の子供向けおもちゃ将棋

子供も5歳になれば、本格的な将棋を始められる準備が整います。

とは言いうものの、ゲームをしながら駒の動かし方まで考えるのは少し難しいと思います。まずは、駒の動かし方がスムーズに理解できるようになるおもちゃがオススメです。

スタディ将棋

5歳将棋おもちゃ

このスタディ将棋は、藤井聡太七段が5歳の時に将棋をはじめた際に使っていたものです。

駒の進める場所が書き込んであり、ルールを覚えやすいこと、見た目がシンプルなところ、スキルアップができる解説書が付いているのもオススメポイントです。

使用する駒は40枚で、ルールは将棋と全く同じ。駒に進める方向が付いているので、ルールが良くわからないお父さん、お母さんでも大丈夫。

まずは解説書を読んでスタートしてみてください。

スタディ将棋で遊んでいる家族の口コミ

子供の5歳の誕生日に購入しました。

スタディ将棋は、藤井棋士が5歳の時に始めたものだと聞いて、自分の子供にもプレゼントしてみました。親子で将棋を指すのが夢だったので。

将棋は難しく感じるかもしれませんが、ルールを覚えると小さい子供でも楽しく遊ぶことができます。

「玉将」のコマは、隣のマスならどこでも1コマ動かせます。「金将」は斜め後ろ以外のコマなら、自由に動かせます。「銀将」は左右後ろ以外のコマの移動が可能です。「桂馬」は2つ斜め上左右のマスに、「香車」は縦マスならどこでも移動できます。「歩兵」は前に1マスの移動ができます。「飛車」は縦横のマス、「角行」は斜めラインならどこでも移動が可能です。

8種類のコマを巧みに動かして、相手の「玉将」を打ち取れば勝利です。

このルールを覚えるのに、スタディ将棋はとても役に立ちます。最初は駒の動きを覚えるのが難しいと思うので、駒に動きが書いてあることで進めやすくなります。

将棋で家族が盛り上がるポイントは、年齢が何のハンデにもならないことでしょう。現にプロの世界では、わずか10代でタイトルを取った棋士もいます。子供が親に勝つこともできるので、子供の自信にもなるでしょう。また将棋をしていない時でも、共通の話題ができます。

将棋は、知育にもおすすめできます。将棋で勝つには、作戦を組み立ててコマを動かさなければいけません。相手の出方によっては、組み立てた作戦をゼロから見直すこともあります。将棋で遊べば、応用力は確実に身につくと思います。

将棋で頭が良くなるって言われているのは本当?

将棋は礼儀作法や冷静な思考力を身に着けられると言われていますよね?

将棋は「よろしくおねがいします」という挨拶で始まり、「負けました」「ありがとうございました」で終わります。自分の負けを口に出して宣言しなければならないのは、かなりきついことですよね。

「先手を読む」には「空間論理展開」という思考能力が必要になります。頭の中で想定し推理していく力です。理論をつかさどる左脳、直観をつかさどる右脳の両方を使うことで、この能力がつけられていくわけです。

そのため、将棋ができる子供は頭の回転が速いと言われているんですね。

また、将棋をするには暗記力も必要です。定跡、棋譜、決まり手など覚えることはたくさんです。

将棋は、自分が指揮官になって戦うので、子供はより一層感情移入しやすいかもしれませんね。社会に出た時も自分が今どの駒としてどの位置にいるのか、どんな役回りをすればいいのかなど自分の立ち位置を判断する際にも役立つようですよ。