トランプゲームの定番と言えば、神経衰弱ですよね。
並べるだけ、簡単なルールなので小さな子供から大人まで、家族で一緒に遊べて人気です。
では、神経衰弱は何歳から遊べるのでしょうか?3歳からでもできる?
今回は、幼児との神経衰弱の遊び方を中心に、子供の能力の鍛え方、親子で楽しく遊ぶ方法などをご紹介していきます。
集中力・記憶力を伸ばす神経衰弱のススメ
神経衰弱で子供に負けてしまった・・・親よりも5歳の子供の方が強い!なんてことありませんか?
その理由は、小さな子供が映像記憶能力に優れているから。映像記憶能力というのは例えば、目で見たものを瞬間的にそのまま記憶して置ける能力です。なので、数字が読めない3歳児でも、家族で一緒に遊ぶことができるんです。
大人になると、数字や絵柄などで記憶しようとしますが、子供は見たままの映像を一枚の絵としてとらえることができるので、大人よりも神経衰弱が得意な場合だってあるんですね。
神経衰弱で映像記憶能力が鍛えられる?
映像記憶能力は、思春期には消えてしまう能力だと言われています。
それは、言語能力が発達してくるから。
大人は、映像を言葉に置き換えようとします。桜が満開の時、大人は美しい桜だな、去年は花見をしたな、花見で食べたお弁当は・・・(笑)などと知識や記憶を巡らせて、さらに記憶を追加していきますよね?
子供の場合は、桜という名前や、花の色の名前、がわからない場合もあります。花というカテゴリー認識がないことも。子供は、最初そこに感想などを持ち合わせていません。映像を増やしていくことで、情報量を増やしていきます。
言葉の発達によって映像記憶能力が消えていき、その代わりに見たものや感じたものを表現できるようになるのです。
では、この映像記憶能力を残したまま成長することができるのでしょうか?
一説には、幼児教育、子供のころにした体験で言語能力を持ちながらも、映像記憶能力を残して置けるらしいのです。
その手助けをするのが、親との遊びの時間。神経衰弱は、その助けをする一つと言えるのではないでしょうか?
東大医学部生の親が、子供との遊びに神経衰弱を使っていたそうです。子供の好きなキャラクターでトランプを作り、そのカードで遊んでいたとのこと。夕食後2時間は、子供と遊ぶ時間を作っていたそうですよ。
今では、色々なキャラクタートランプが出ていますので、子供の好きなキャラクターを選ぶのもオススメですよ。
神経衰弱は何歳からできる?3歳でもできる遊び方アイディア
数字が読めなくてもわかる、同じ絵柄のカードがオススメ。
同じ絵柄を揃えるだけ。わかりやすい絵柄のカードがいいですね。3歳の子供と遊ぶ場合は、カードの数を少なくしてからスタート。徐々にカードの枚数を増やして、慣れてきたらトランプでするのもいいですよ。
メモリカードゲームは、人・動物・食べ物などのカードが34組入っています。
神経衰弱(絵合わせ)だけでなく、仲間をグループで集めたり、かるたなどでも使えます。
神経衰弱で3歳児と遊んでいる家族の口コミ
5歳と3歳の男の子と神経衰弱で遊んでいます。
トランプで神経衰弱がオススメです。 妻と子どもを含めた4人家族で遊んでいます。
子どもは記憶力が良いですが、その記憶力が鍛えられていきます。 子どもが慣れるまでは「2回めくっていいよ」とかハンディをつけてあげます。
でも何回かゲームをすると、直ぐに理解をして、大人でも負けてしまうぐらい、どんどん当てていきます。 子どもが強くなるのが、ちょっと成長を見れるような気分になってうれしいです。
トランプは安いですし、旅行先など、どこでも遊べるのが良いところです。 祖母・祖父のところに遊びにいっても一緒になってやったりもできるの、簡単にみんなで出来るので、すごく重宝しております。
神経衰弱をもっと楽しむアイディア
ただ、神経衰弱をするだけでも楽しいのですが、我が家ではカードめくって失敗するとおもしろい顔をするというルールでやってます。
子どものおもしろい顔はカワイイですし、おもしろいですし、すごく盛り上がります。 子どもたちも大人がおもしろい顔をすると、爆笑してくれますので楽しいですよ。 神経衰弱にもう一つゲームを加えるような感覚です。
子どもはすごく柔軟性がありますので、おもしろい顔をするときも、いろいろ考えて多種多様な表情をしてくれます。